カバーリング機は、弾性糸や芯糸に、糸をらせん状に巻いて、主に、横巻ゴム丸ゴム)丸紐などのゴム紐(ゴムひも)を製造する機械です。

カバーリング機の仕組図

上の画像は、カバーリング機でのゴム紐ゴムひも)生産・加工の仕組図です。

 

①DCYダブルカバードヤーン)の場合

DCYの場合は、糸を、右撚りと左撚りの二重に巻きあげます。そのため、ボビンの色を2種類(赤と緑)にして、巻方向も逆に巻き上げます。

ワインダー機

先ずは、カバード糸ワインダー機でボビンに巻きあげます。上糸は、赤色のボビンに、下糸は、緑色のボビンに巻きあげます。(ボビンで色分けするのは、見分け用です)

 

カバーリング機(SCY)

カバーリング機です。下の段には右撚りの糸のボビン(下糸)を、上の段には左撚りの糸のボビン(上糸)をセットします。

 

カバーリング終了の写真

カバーリング終了後の画像です。最上部の紙管にDCYが巻き上げられました。このDCYは、織ゴムや編ゴムの原材料として使用されます。先染めの糸を使用する場合、エクステンション用のDCYやマスクゴム・ラッピング用の丸ゴム(DCY)として使用されます。(太さもいろいろあります)

 

②SCYシングルカバードヤーン)の場合

SCYの場合、巻糸は一重です。この動画は、黄色のレーヨン糸を芯にして、金色に着色したアルミ蒸着したポリエステルフィルムを巻き付けています。

 

SCYを真空熱セットする機械

シリンダーに巻き上げたSCYは、片方向に撚りが掛かっていて、ビリ(撚り戻り)が入るので、真空熱セット機にて高温の蒸気で撚り止めします。

上の動画は、出来上がったSCYを紙管やプラスチック管に、コーン巻しています。