ニードル織機、ジャガード織機について

 

ニードル織機(needle loom)やジャガード織機(jacquard loom)では、織ゴム織紐織テープなどのゴム紐ゴムひも)・平ゴムを製造する機械です。

ニードル織機・ジャガード織機の仕組図

上の画像は、ニードル織機ジャガード織機での織ゴム織紐織テープなどのゴム紐ゴムひも)生産の仕組図です。

先ず、経糸は、織機のクリル(kuril)に総本数の糸を掛けます。クリルは場所を取るので、コンパクトにするためと、経糸のテンションを一定にするため整経ボビンに巻きます。(一般的には、整経ボビンに巻く会社さんの方が多いです)

小ロットの生産の場合、経糸をリワインド機(rewind machine)で小巻にします。(パーン割り)

リワインド機

上の画像は、リワインド機の写真です。5kg巻の糸を約1kgのコーンに巻き直しています。

 

整経機

上の画像は、整経機(warper)の写真です。手前に見えるアルミ製の円柱状のものが整経ボビンです。奥に見える白い糸がクリルに立てられた経糸です。

 

上の動画は、ニードル織機織ゴムを製造している様子です。60ミリ幅の白色の織ゴムを生産しています。

約四分の一の円周の形状のウエフトニードル(weft needle)が左側から四分の一円の往復運動をしながら緯糸を右側の編み針(ベラ針)に引っ掛けるように渡します。(緯入れ運動)

 

ジャガード織機

上の画像は、ジャガード織機です。織機で、経糸の間に等間隔でDCYを配列して、緯糸で織ります。経糸を1本ずつ上下させることが可能なので、色糸を使って、コンピューター管理して、オリジナルデザインのロゴや絵柄など出すことができます。

 

その後、ニードル織機ジャガード織機で織り上げた織ゴムの生機(きばた)は、最後に、熱仕上加工機(整理機)に掛けます。熱収縮によって縦横方向日事務ので、できるだけ重り(テンション)をかけずに、120℃~160℃(糸の素材によって融点が違うので、ナイロン糸の場合は低め、ポリエステル糸は高めの温度)に熱せられたシリンダーの表面をらせん状に通過しながら幅入れします。(寸法変化率も改善します)

一般的に、風合いをソフトタイプにしたい場合は、水仕上でにし、風合いをハードタイプにしたい場合は、アクリル樹脂などの仕上樹脂の水溶液に含浸して(圧力をかけた)マングルでしぼって、連続で熱加工します。

 

最後は、お客様の仕立の要望に応じて、フェストン加工、ボビン巻、レコード巻、カセ巻、ハサミカット、ヒートカット、超音波カット、自動ミシンによるリング加工等をします。