ムシロタック(天然ゴム糸使用の織ゴム)を紹介します
上の画像は、ムシロタック(天然ゴム糸使用)です。
ムシロタック(天然ゴム糸使用)は、ポリエステル糸と天然ゴム糸を使用した、しっかりした平ゴム(織ゴム)です。
少し太めで本数の少ない経糸と緯糸と太めで、本数の少なくて太いDCYを使用して糸密度が大きめで製作しています。
そのため、表面の凹凸は、上タックよりも大きくザラザラしています。(上の画像をご覧ください。)
衣料用として、最も一般的に使用されます。
カジュアルな洋服(特にアウター)のトップス(上衣、上着)やボトムス(スカート、パンツ等)のウエスト部分や袖口、裾部分に、インゴムとして、総ゴムや脇ゴムとして使用します。
また、表面はムシロ織りでDCYが分かりやすいようになっていて平らでですが、すこし荒いので、インゴム使いでの使用が多いです。
(注)ムシロとは、藺(い)・藁(わら)・竹・蒲(がま)などの植物を編んでつくった敷物。
特に藁のものを言います。
イ草を使用して作るゴザや畳表よりも少し粗い織り方をした厚みのある敷物です。
ムシロタックとは、ムシロのように太い経糸・緯糸と太いDCYを使用して粗く織った織ゴムです。
今では、あまりこの呼び名を使いませんが、細い糸と細いDCYを使用して、細かい織り方をした表面のきれいなものを上タックといいます。
太い経糸と太いDCYを交互に配列・使用して織った織ゴムをムシロタック(下タックとも言います)。
その中間で経糸を少し多くしたものを中タックと言います。
品名 : ムシロタック(天然ゴム糸使用)
幅 : 20ミリ、25ミリ、30ミリ、35ミリ
仕立長 : 30m巻
カラー : 1色 (生成色(白色))
伸度 : 約2.4倍
厚み : 約1.3ミリ
素材 : ポリエステル / 天然ゴム
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越野勤(こしのつとむ)は、石川県かほく市にある1935年創業で88年の歴史のゴム紐製造販売の有限会社津田産業直販部(かほく支店)の営業部長・問合せ担当で、サイト運営者・著者・ゴム紐の権威、専門家・ゴムプロ:gomuproです。
年齢は66才です。(2024年現在)
1980年に信州大学繊維学部繊維工学科卒業で、大学時代の4年間は、糸や繊維、ゴム紐、織物・編物・製紐・染色・プリントの勉強をしました。広幅織物製造工場で、撚糸、整経、製織等。細幅織ゴム、編ゴム製造工場でカバーリング、生産、染色、品質管理、生産管理、在庫管理の作業等。製紐工場で製紐を学び、営業、インターネット販売をするなど、約55年間ずっと、繊維業界で企画・製造・販売・マーケティング(販促)の仕事を経験してきました。
現在、㈲津田産業直販部でゴム紐の企画、製造販売、マーケティングを担当しています。(約5年間)
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