ポリウレタンアレルギー(スパンデックスアレルギー)について専門家(越野勤)の私見です

  1. ポリウレタンアレルギー(かぶれ、肌荒れ、発疹、アトピー、蕁麻疹:じんましん)って存在するのでしょうか?
    1. 天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)について
    2. ポリウレタンアレルギー(スパンデックスアレルギー)についての私見
  2. 製造時での帯電防止剤(平滑、柔軟用)を洗い落としてください(マイクロカプセル人工香料入りの柔軟剤不使用にて)
  3. 布マスクの洗い方・乾燥方法について(by経済産業省)
  4. 結論として、繊維製品を開封して新しく使用するときは、1番最初に無香料の洗剤で洗ってください。それでほとんどのポリウレタンアレルギーと言われるような事象は解消されると思います。(香料入りの柔軟仕上げ剤を使用しないでください)
    1. 無香料の洗剤を使用して香害(こうがい)を防いでください
  5. マスクアレルギー、ナイロンアレルギー、ポリエステルアレルギーについて
  6. 香害(こうがい 英語表記: fragrance pollution)とは?
  7. ㈲津田産業直販部では、アレルギー回避対策として平ゴムタイプのマスクゴムをおすすめします
  8. ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。
  9. 津田産業は全国シェアNo.1の「石川県かほく市」の高品質・高耐久性のゴム紐をメーカー直販にてお届けします
  10. ㈲津田産業の創業88年の歴史が信頼の証拠です
  11. 津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します
  12. お問合せはこちらから

ポリウレタンアレルギー(かぶれ、肌荒れ、発疹、アトピー、蕁麻疹:じんましん)って存在するのでしょうか?

最近、ポリウレタンアレルギーポリウレタンかぶれ、ポリウレタン肌荒れポリウレタンアトピーポリウレタンかゆい)という検索ワードで、有限会社津田産業直販部のサイトへ訪問される方が数多くおられるようです。

そこで、ポリウレタンアレルギースパンデックスアレルギー)に関する記事を書いて見ようと考えました。

以下に掲載する記事は、あくまでも私(越野勤)の私見です。(他に異論のある方がいるかもしれません。ご了承ください。)

ポリウレタンアレルギースパンデックスアレルギー)って実際に存在するのでしょうか?

天然ゴムアレルギーラテックスアレルギー)については、世間に数多くの記事が掲載されています。

天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)について

津田産業でも、天然ゴムアレルギーに関する記事を掲載しています。

天然ゴムアレルギーを防ぐには、天然ゴムが人間の肌に直接触れるような天然ゴム製の手袋等を使用せずに、ビニル製やポリウレタン製の手袋等を使用しましょう。

というくらいなので、また、ポリウレタン自体は、かなり安定した化学物質なので、ポリウレタンアレルギーという症状や事象は、(本来は)存在しないのではないか。

と個人的には考えています。

ポリウレタンアレルギー(スパンデックスアレルギー)についての私見

国内製造大手2社のポリウレタン弾性糸のダンボールケースには、以下の様な注意書きがあります。

注意書き

ポリウレタン弾性糸には、極微量のDMAC(ジメチルアセトアミド)が含まれていますが、ゴム紐製造工場で開封した際に蒸散・揮発してしまうので、換気していれば、ほとんど問題はない(人体に影響はない)と思われます。

また、ポリウレタン弾性糸には、生産性の観点から無油糸と含油糸(微量の油剤が塗布されています)の2種類があります。

ただし、平ゴム(織ゴムや編ゴム、コールゴム)の場合は、熱仕上げ加工工程で水バッグ(または樹脂バッグ)に浸漬させてドライマングルで絞り、熱シリンダーで高温乾燥・熱収縮させるので洗い落とされ、(高熱で)蒸散して油分は無くなってしまっていると思われます。

また、私はゴム紐や平ゴムは、ナイロンやポリエステルなどの衣料用繊維に覆われていて、(基本的に)ポリウレタン弾性糸が直接肌に触れてアレルギーを発症することはないのではないか?と考えます。

そして、どちらかというと、ポリエステル糸やナイロン糸等の衣料用繊維には、帯電防止、平滑性、柔軟性付与の目的で、微量の界面活性剤を含む油剤が塗布されています。

(静電気を空気中に逃がすため、また、繊維製品の生産をしやすくするために使用します。)

通常は、ゴム紐や平ゴムの製造工程で、ソーピングや洗浄、熱セットすることによって除去されていますが、ソーピングや洗浄、熱セットをしていないようなゴム紐や繊維製品も稀に存在します。

それは、染色してあっても後染め(製品染め)でなく、先染めの場合(糸染め)などは、製品に微量の油剤を含んでいる場合があります。

その油剤成分が肌に触れることによって、肌の異常が発生するのではないか?と、私は推測します。

以上のような症状を、マスクアレルギーナイロンアレルギーポリエステルアレルギーと呼ぶ方がいるのかもしれません。

(それを改善するには、購入直後(着用前に)に、その繊維製品を無香料の洗剤で洗えばいいんです。それだけでもほとんどの症状が改善すると思います。)

製造時での帯電防止剤(平滑、柔軟用)を洗い落としてください(マイクロカプセル人工香料入りの柔軟剤不使用にて)

もしも、初めて繊維製品を使用してアトピーでの発疹湿疹)やかぶれ肌荒れ、等の症状がある場合は、すぐに使用を中止して(香料入りの柔軟剤等を使わず、洗剤のみを使用して)洗濯することをお勧めします。

(肌が弱いと思われる方は開封後直ぐに洗濯することをお勧めします)

ポリウレタンアレルギーポリウレタンかぶれポリウレタンアトピー)として疑われるような場合は、その繊維製品を開封後直ちに(人工香料入りの柔軟剤等を使わず、無香料の洗剤のみを使用して)洗濯することを推奨いたします。

洗濯することによって、ポリウレタンアレルギーと言われているような事象がほぼ解決されるのではないか?と思います。

もちろん、本当に、どう考えても、ポリウレタンアレルギーポリウレタンかぶれポリウレタンアトピー)が疑われる場合には、直ぐに皮膚科の病院や医院で受診して、パッチテスト、治療をすることをお勧めします。

以上は、あくまでも私(越野)の私見です。

どうぞよろしくお願い致します。

(注)ポリウレタンのことを、欧米では「スパンデックス」(spandex)、また、主にヨーロッパでは、エラスタンと呼びます。

そのため、ポリウレタンアレルギーのことをスパンデックスアレルギーと言う場合もあります。

布マスクの洗い方・乾燥方法について(by経済産業省)

経済産業省が推奨する布マスクの洗い方・干し方の説明動画を以下に紹介いたします。

結論として、繊維製品を開封して新しく使用するときは、1番最初に無香料の洗剤で洗ってください。それでほとんどのポリウレタンアレルギーと言われるような事象は解消されると思います。(香料入りの柔軟仕上げ剤を使用しないでください)

繊維製品の袋を開封して使用する際は、まず、その繊維製品を洗濯することをお勧めします。

帯電防止剤等の油剤を洗い落としてください。

無香料の洗剤を使用して香害(こうがい)を防いでください

洗剤は、もちろん無香料の物を使ってください。

香害を防ぐためです)

そうすれば、ほとんどのアレルギーやアトピー、かぶれは防げるものと思います。

マスクアレルギー、ナイロンアレルギー、ポリエステルアレルギーについて

世間やネットでは、ナイロンアレルギーポリエステルアレルギーと言われる方がいらっしゃいます。

本来、常温であれば、ナイロン糸やポリエステル糸は安定した物質なので、アレルギーを発生することはないだろう~と、私(越野勤)は思っています。

一番大切なのは、着用前に製造時での帯電防止剤(平滑、柔軟用)を洗濯で洗い落とすことです。

(マイクロカプセル入りの柔軟剤不使用にて)

もしも、初めて繊維製品を使用してアトピーでの発疹(湿疹)やかぶれ、肌荒れ、がある場合は、すぐに使用を中止して(香料入りの柔軟剤等を使わず、洗剤のみを使用して)洗濯することをお勧めします。

(肌が弱いと思われる方は開封後直ぐに洗濯することをお勧めします)

ポリウレタンアレルギー(ポリウレタンかぶれ、ポリウレタンアトピー)として疑われるような場合は、その繊維製品を開封後直ちに(人工香料入りの柔軟剤等を使わず、無香料の洗剤のみを使用して)洗濯することを推奨いたします。

洗濯することによって、アレルギーと言われる事象がほぼ解決されるのではないか?と思います。

もちろん、本当にどう考えても、ポリウレタンアレルギー(ポリウレタンかぶれ、ポリウレタンアトピー)が疑われる場合には、直ぐに皮膚科の病院や医院で受診してパッチテスト(検査)、治療をすることをお勧めします。

(それでも、アレルギーが発生する場合は、運動後や汗かき後に発生する場合が多いようで、繊維に染み込んだ汗の金属元素が、皮膚に刺激を与えているものと考えられます。

その場合は、直ぐに汗をしっかりと洗い流す、汗が付着した衣類やマスク等を使用しないなどの対策を実施してください。

そして皮膚科の医師に相談してください。)

以上はあくまでも私(越野)の私見です。

どうぞよろしくお願い致します。

(注)ポリウレタンのことを、欧米では「スパンデックス」(spandex)と呼びます。

そのため、ポリウレタンアレルギーのことをスパンデックスアレルギーと言う場合もあります。

結論として、繊維製品を開封して新しく使用するときは、1番最初に無香料の洗剤で洗ってください。

それでほとんどのポリウレタンアレルギーと言われるような事象は解消されると思います。

(香料入りの柔軟仕上げ剤を使用しないでください。)

繊維製品の袋を開封して使用する際は、まず、その繊維製品を洗濯することをお勧めします。

帯電防止剤等の油剤を洗い落としてください。

洗剤は、もちろん無香料の物を使ってください。

香害を防ぐためです。)

そうすれば、ほとんどのアレルギーやアトピー、かぶれは防げるものと思います。

香害(こうがい 英語表記: fragrance pollution)とは?

(注)香害(こうがい 英語表記: fragrance pollution)とは、香水や、合成洗剤・柔軟剤・入浴剤・防虫剤・化粧品・芳香剤などに含まれる人工的な香料(合成香料)に起因し、頭痛や目まい、アレルギー、かぶれなどの症状が誘発され、化学物質過敏症を生じます。 香りの感じ方には個人差が大きいです。

香りの感じ方には個人差が大きいです。

不快感だけではなく、咳・喘息や頭痛、吐き気といった身体症状を発する例もあります。

香り成分は空気中に漂うため受動的に曝露(ばくろ)することになり、言ってみれば香り成分による公害であることより「公害」のワードをもじって「香害」と呼ばれるようになりました。

発生要因としては、香料成分をマイクロカプセル化した残香性の高い製品や、洗濯時に香りが強く残る柔軟剤を使用することなどがあると思われます。

マイクロカプセルには、ポリウレタンとして合成香料入りの柔軟仕上げ剤(マイクロカプセル製の壁材として使用)だけでなく、無香料の防臭スプレー(マイクロカプセル製の壁材として使用されます)があります。

ポリウレタン(英:polyurethane)とは、ウレタン結合を有する重合体の総称で、通常イソシアネート基と水酸基を有する化合物の重付加により生成されます。

イソシアネートは経気道、経皮に感作され、いったん感作されると極微量でも症状が誘発されます。

現在では、ポリウレタンとして柔軟仕上げ剤に含まれる香料などの効果持続を高めるためのマイクロカプセルの壁材(ウレタン樹脂)に使われています。

㈲津田産業直販部では、アレルギー回避対策として平ゴムタイプのマスクゴムをおすすめします

有限会社津田産業直販部が販売する平ゴムタイプのマスクゴム(生成色・黒色)は、アレルギーになりにくいマスクゴムだと思っています。

生成色は、水洗い・熱仕上(乾燥)をしています。

黒色は、染色(後染め)、水洗い・熱仕上(乾燥)をしています。

帯電防止剤、平滑柔軟剤等はほぼ除去されていると思われるからです。

念のため、パッチテスト、できれば使用前の洗濯をお願いいたします。

最近は、不織布マスクやマスクゴム等を使用することによってアレルギーが発生することから、マスクアレルギーとかマスクゴムアレルギーと言われる方もいるようです。

ポリウレタンアレルギースパンデックスアレルギー)については、有限会社津田産業直販部の越野勤(ゴム紐の専門家)に、何でも気軽にご相談ください。

お待ちしています。

ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。

〒929-1171
石川県かほく市木津ハ64番地4
有限会社津田産業直販部(かほく支店)(屋号 TSUDATEX
TEL:050-3578-8098
FAX:076-285-0141

お急ぎの場合やとにかく質問したい、聞いてみたいという場合は、こちらの携帯電話へお電話ください。

心よりお待ちしています。

HP:090-1637-9983
担当:越野 勤ゴム紐の権威ゴム紐専門家ゴムプロ:gomupro
MAIL:tsuda@tsudasangyou.com

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津田産業は全国シェアNo.1の「石川県かほく市」の高品質・高耐久性のゴム紐をメーカー直販にてお届けします

㈲津田産業の創業88年の歴史が信頼の証拠です

津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します

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    この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。