ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)について説明します
有限会社津田産業直販部のゴム紐製品には、大別すると原材料にポリウレタン弾性糸使用と天然ゴム使用のものがあります。
時々、お客様から「天然ゴム使用の製品は天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)の心配はありませんか?」とご質問やお問合せを受けることがあります。
結論としては、当社販売のゴム紐製品は、ポリエステル糸やナイロン糸に覆われているので、直接に天然ゴム糸が肌に触れることはないので、天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)の心配は無いと思われます。
(ただし、マスクゴムやトランクスゴムなどは、直接肌に触れるゴム紐なので、万が一、糸が切れたりして、天然ゴム糸が剥き出しになっている場合、天然ゴムアレルギーとなる恐れがあります。)
ゴム手袋やゴム風船、コンドーム、スポーツ用品、医療用チューブなどの身近なゴム製品には、原料に天然ゴムが使用されていることがあります。
それらの製品の天然ゴムに直接、肌に触れることにより、天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)のある方の場合、蕁麻疹や湿疹が発生する場合があります。
天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)は、皮膚と天然ゴム中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が発現するものですが、大きな特徴は、まれにアナフィラキシーショック(血圧低下や意識障害など)を引き起こす場合があることです。
アナフィラキシーショックは最悪の場合、死に至ることもあり、非常に危険です。
特に、製造業や清掃業、医療や介護などの仕事をしていて、天然ゴム製のゴム手袋を頻繁に着用する人、アトピー性皮膚炎などで慢性的に肌荒れ、かぶれを起こしている人は、発症リスクが高いのだそうです。
また、ラテックスたんぱく質は栗やバナナ、アボカド、キウイフルーツなどの食べ物のたんぱく質と構造が似ています。
天然ゴムアレルギー(ラテックスアレルギー)のある人が、これらの食べ物を食べると症状が出たり、重症化したりするリスクが高いので、特に注意が必要です。
経済産業省では天然ゴムアレルギーについての注意喚起を行っています。(2017年)
ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)を完全に防ぐには
対策、予防としては、手袋の場合は、天然ゴム製手袋を使わず、ビニル手袋やポリウレタン製手袋、コンドームの場合は、天然ゴム製を使用せずに、ポリウレタン製コンドームなどを使用することをお勧めします。
ゴム紐の場合は、ポリウレタン弾性糸を使用したゴム紐の使用をお勧めします。
最近は、マスクゴムの使用によってアレルギーが起きる事象があるのか?
マスクゴムアレルギーと言われる方もいるようです。
ゴム紐やマスクゴムの場合は、(天然ゴムシートそのままを使用する場合で無い場合は)通常、天然ゴム糸を、ナイロン糸やポリエステル糸で包まれているので、天然ゴムが直接、人間の肌に触れるということはありませんので、ラテックスアレルギーの心配は無いと思われます。
ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)についてご質問のある方は、(有)津田産業に何でも気軽にご相談ください。
お待ちしています。
ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)について生成AIに聞いてみると、、、
ラテックスアレルギー(天然ゴムアレルギー)は、天然ゴムに対する過敏反応を指す医学的な状態です。
天然ゴムは、ヘヴィーゲージロープやゴム手袋、風船、タイヤなど、さまざまな製品で使用されています。
しかし、一部の人々は、天然ゴムに含まれる特定の物質に対して免疫系が過剰反応を起こし、アレルギー症状を引き起こすことがあります。
ラテックスアレルギーの主な原因物質は、天然ゴム中に存在するプロテイン(たんぱく質)です。
これらのプロテインに対する免疫系の反応が引き金となり、アレルギー症状が現れます。
一般的な症状には、かゆみ、発疹、じんましん、蕁麻疹、くしゃみ、鼻水、目のかゆみや充血などがあります。
しかし、より深刻な場合には、ラテックスアレルギーは重篤なアナフィラキシー反応を引き起こす可能性があります。
アナフィラキシー反応は、気道の収縮、血圧の急激な低下、呼吸困難などの症状を伴い、生命を脅かす場合があります。
ラテックスアレルギーは、特定の職業(例:ゴム製品の製造業や医療従事者)に従事している人や、長期間天然ゴム製品と接触している人により頻繁に見られます。
アレルギー反応は、天然ゴム製品に直接触れたり、天然ゴム製品の微小粒子を吸い込んだりすることで引き起こされることがあります。
ラテックスアレルギーを持つ人々は、天然ゴムを含む製品の使用を避ける必要があります。
代替製品として、ラテックスフリーの製品(合成ゴム製品やビニール製品など)を使用することが推奨されます。
また、アレルギー症状を管理するために、医師から処方された抗ヒスタミン薬やステロイド薬を使用する場合もあります。
ラテックスアレルギーは個人によって症状や重症度が異なるため、専門医による適切な診断とアドバイスを受けることが重要です。
と、とても丁寧に詳しく教えてくれました。
ポリウレタンアレルギーについて
注)ポリウレタンアレルギーについての私(越野)の私見の記事はこちらです。
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この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。
越野勤(こしのつとむ)は、石川県かほく市にある1935年創業で88年の歴史のゴム紐製造販売の有限会社津田産業直販部(かほく支店)の営業部長・問合せ担当で、サイト運営者・著者・ゴム紐の権威、専門家・ゴムプロ:gomuproです。
年齢は66才です。(2024年現在)
1980年に信州大学繊維学部繊維工学科卒業で、大学時代の4年間は、糸や繊維、ゴム紐、織物・編物・製紐・染色・プリントの勉強をしました。広幅織物製造工場で、撚糸、整経、製織等。細幅織ゴム、編ゴム製造工場でカバーリング、生産、染色、品質管理、生産管理、在庫管理の作業等。製紐工場で製紐を学び、営業、インターネット販売をするなど、約55年間ずっと、繊維業界で企画・製造・販売・マーケティング(販促)の仕事を経験してきました。
現在、㈲津田産業直販部でゴム紐の企画、製造販売、マーケティングを担当しています。(約5年間)
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