コールゴムの分解と弾性糸の入り率測定方法
平ゴムの耐久性(織ゴムやコールゴム等)を良くするには、
① 太い弾性糸を使用する。
② 弾性糸の入り率を大きくする。(ゴム糸を引っ張り過ぎて平ゴムを生産しない。)
という2つの方法があります。
また、一般的には、伸びの大きい平ゴム(織ゴムやコールゴム等)の方が耐久性が良いとも言われています。
そこで、ここでは、まず、伸びを測定した後に、入り率を測定する方法を画像付きで紹介いたします。
(ここでは、生成色のコールゴム(素材:ポリエステル/天然ゴム)を使用して説明をします。ロック糸を使用した織ゴムや編ゴムも同様の作業で分解をします。)
先ずは、24時間以上放置したコールゴム(一度思い切り引っ張ると戻りきらないので長さが長くなってしまうのです)に、10cmの印間長で黒ボールペンやマジックインキ等で印を付けます。
(黒色のコールゴムの場合は、白色の修正液等で印を付けます。)
次に、印間長の部分で直角に切り取ります。
そのコールゴムに縦方向にハサミを入れて切り取ります。
その後、天然ゴム糸を取り出します。
以上のようにして、平ゴム(コールゴム)は分解され、
天然ゴム糸の入り率は、約89% となります。(数本調べて平均値を取ります。89ミリでした。)
一般的には、ポリウレタン弾性糸を使用した場合の入り率は、天然ゴム糸を使用した場合の入り率より大きいです。
ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。
〒929-1171
石川県かほく市木津ハ64番地4
有限会社津田産業直販部(かほく支店)(屋号 TSUDATEX)
TEL:050-3578-8098
FAX:076-285-0141
お急ぎの場合やとにかく質問したい、聞いてみたいという場合は、こちらの携帯電話へお電話ください。
心よりお待ちしています。
HP:090-1637-9983
担当:越野 勤(ゴム紐の専門家・ゴム紐の先生・ゴムプロ:gomupro)
お問合せフォームはこちらです。
津田産業は全国シェアNo.1の「石川県かほく市」の高品質・高耐久性のゴム紐をメーカー直販にてお届けします
㈲津田産業の創業88年の歴史と経験がお客様への信頼・信用の証拠です
津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します
お問合せはこちらから
この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。
越野勤(こしのつとむ)は、石川県かほく市にある1935年創業で88年の歴史のゴム紐製造販売の有限会社津田産業直販部(かほく支店)の営業部長・問合せ担当で、サイト運営者・著者・ゴム紐の権威、専門家・ゴムプロ:gomuproです。
年齢は66才です。(2024年現在)
1980年に信州大学繊維学部繊維工学科卒業で、大学時代の4年間は、糸や繊維、ゴム紐、織物・編物・製紐・染色・プリントの勉強をしました。広幅織物製造工場で、撚糸、整経、製織等。細幅織ゴム、編ゴム製造工場でカバーリング、生産、染色、品質管理、生産管理、在庫管理の作業等。製紐工場で製紐を学び、営業、インターネット販売をするなど、約55年間ずっと、繊維業界で企画・製造・販売・マーケティング(販促)の仕事を経験してきました。
現在、㈲津田産業直販部でゴム紐の企画、製造販売、マーケティングを担当しています。(約5年間)
糸や繊維、織物、ゴム紐のことについて、困りごとがあれば、何でも気軽に質問・ご相談ください。
丁寧に分かりやすく説明いたします。
越野勤(著者・サイト運営者)の紹介ページ
お問合せの電話、メールは、こちらです。⇓
TEL:090-1637-9983
MAIL:tsuda@tsudasangyou.com
越野勤は、賃貸アパートを経営しています。
マリンビューと言います。