ゴム紐を使用した洋服を洗濯する際は、以下の点に注意してください。
- ゴム紐を洗濯する時は、できるだけ塩素系漂白剤を使用しないでください。
- ゴム紐を洗濯する時は、80℃以上の熱湯を使用しないでください。
- 天然ゴムを使用した洋服は、ドライクリーニングや工業用洗濯をしないでください。
- 天然ゴムを使用した洋服をタンブラー乾燥する場合、80℃以上の高温を長時間与えないように注意しましょう。
- 天然ゴムを使用した洋服は、高温でのアイロン掛けを長時間しないでください。
- 平成28年12月(2016年12月)に衣料品の取扱い表示(洗濯表示)が国際規格と同じ記号に変更されました。
- 工業用洗濯とは?
- 工業用洗濯の読み方は?
- 工業用洗濯の3つの洗い方
- 工業用洗剤とは?
- 洗濯の絵表示について
- ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。
- 津田産業は全国シェアNo.1の「石川県かほく市」の高品質・高耐久性のゴム紐をメーカー直販にてお届けします
- ㈲津田産業の創業88年の歴史がお客様への信頼の証拠です
- 津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します
- お問合せはこちらから
ゴム紐を洗濯する時は、できるだけ塩素系漂白剤を使用しないでください。
ゴム紐のうち、天然ゴム糸やポリウレタン弾性糸を使用した平ゴムは、塩素系漂白剤で劣化しやすいです。
もし、漂白剤を使用する場合は、酸素系の漂白剤を使用してください。
ゴム紐を洗濯する時は、80℃以上の熱湯を使用しないでください。
ゴム紐のうち、天然ゴムを使用した平ゴムは、80℃以上の熱湯で長時間浸漬しないでください。
ゴム糸が劣化してしまいます。
天然ゴムを使用した洋服は、ドライクリーニングや工業用洗濯をしないでください。
石油系溶剤に天然ゴムが浸漬している時に、ゴム糸に応力が掛かると、切れてしまう恐れがあります。
ポリウレタン弾性糸は、ドライクリーニングOKです。
天然ゴムを使用した洋服をタンブラー乾燥する場合、80℃以上の高温を長時間与えないように注意しましょう。
天然ゴム糸は、劣化してしまいます。
天然ゴムを使用した洋服は、高温でのアイロン掛けを長時間しないでください。
天然ゴムは、120℃以上の高温で長時間晒されると劣化してしまいます。
(天然ゴムの耐熱温度は、100℃くらいです。)
中温以下の温度で、当て布を使用して10分以上の熱履歴を受けないようにしましょう。
ポリウレタン弾性糸は、(融点が高いので)高温でのアイロン掛けでも問題ありません。
平成28年12月(2016年12月)に衣料品の取扱い表示(洗濯表示)が国際規格と同じ記号に変更されました。
衣料品に付いている洗濯絵表示を見て、洗濯や乾燥方法に注意しましょう。
新しい洗濯表示
工業用洗濯とは?
工業用洗濯とは、家庭にある通常の洗濯機とは違う、業務用の洗濯機で医療用白衣やユニフォーム等の作業着などの衣類を洗濯することです。
ランドリー機械や熱プレス仕上機、タンブラー乾燥機などの業務用機械で洗濯する場合は工業用洗濯に該当します。
普通の洗濯機では取れないような頑固な汚れでも落とせますが、それだけ衣類の繊維にダメージを与えてしまいます。
また、工業用洗濯では、高温での作業や、使用する薬剤の影響や大量の洗濯物をかなりの高速で回転させる摩擦等のため、生地が縮んだり、ボタンなどの付属品が破損したりする可能性があります。
工業用洗濯の読み方は?
読み方は、「こうぎょうようせんたく」です。
工業用洗濯の3つの洗い方
工業用洗濯には大きく分けて3つの洗い方があります。
クリーニング工場でも以下の3つから衣類に適した洗濯方法を選んで洗います。
- ドライクリーング
- ウェットクリーニング
- ランドリークリーニング
以下、それぞれのクリーニング方法について詳しく解説していきます。
ドライクリーニング
ドライクリーニングとは水では落としにくい頑固な油脂汚れを洗い落とすために、油を溶かす石油系有機溶剤を使って洗う方法です。
水を使わない(或いは微量)洗濯方法なので、セーターなどの水に弱い衣類の洗濯にも適しています。
有機溶剤とは石油や塩素が原料の液体で、簡単に言えばマニキュアを落とす際に使われる除光液のようなものです。
油汚れを落とすには同じく油が必要であり、有機溶剤は油溶性のある汚れを落とすのが得意です。
ウエットクリーニング
ウェットクリーニングとは、水やぬるま湯、お湯を用いて化学的ダメージを抑えつつ衣類の汚れを落とす洗濯方法です。元々はドライクリーニングで落とせない水溶性の汚れを落とすために生まれた洗濯方法という経緯があります。
ウェットクリーニングではウール素材のコートやジャケット、シルク素材の衣類、樹脂素材や色落ちが不安な衣類、汗染みで汚れた製品が対象です。
ランドリークリーニング
ランドリークリーニングとは、水に対して一定の耐久性を持つ衣類を洗剤や漂白剤などを用いて温水で洗う洗濯方法です。
通常の洗濯と違うのは、水が温水であること(50〜70°C)と、専用の工業用洗剤(アルカリ剤)であることです。
これにより家庭用洗濯機よりも高い漂白効果と殺菌効果を発揮し、衣類へのダメージも抑えることができます。
ゴム紐が使用されている場合は、ゴム糸の劣化を防ぐためにアルカリ性の濃度を少し薄くすることも重要な要素の一つです。(アルカリ剤の仕様をすくなくするか、水の使用を多くする必要があります。)
工業用洗剤とは?
工業用洗剤は、一般家庭用の洗剤とは異なり、鉱物油の汚染(油脂汚れ)に対して強い洗浄性を持ち、低発泡性、陰イオン界面活性剤や耐硬水性の非イオン界面活性剤が多く用いられています。
その用途は繊維工業、紙パルプ工業、食品工業のほか、金属洗浄、自動車等の車両洗浄用等で、それぞれの用途に適した調製がなされています。
工業用洗剤は、洗浄力が強いという長所がありますが、使用する薬剤により、衣類等の生地やゴム紐等の付属品を傷めてしまう可能性があります。
洗濯の絵表示について
2016年12月に、約50年間変わることなく使われて続けてきた日本独自の洗濯絵表示(JIS L 0217)が、国際規格にあわせる形で変更になりました。
上の画像は、2016年に変更された洗濯絵表示です。(消費者庁のサイトより)
国際基準に合わせました。
ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。
ゴム紐や平ゴムの洗濯のことなら、何でも気軽にご相談ください。
お待ちしています。
〒929-1171
石川県かほく市木津ハ64番地4
有限会社津田産業直販部(かほく支店)(屋号 TSUDATEX)
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心よりお待ちしています。
HP:090-1637-9983
担当:越野 勤(ゴム紐の権威、専門家・ゴム紐の先生・ゴムプロ:gomupro)
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この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。
越野勤(こしのつとむ)は、石川県かほく市にある1935年創業で88年の歴史のゴム紐製造販売の有限会社津田産業直販部(かほく支店)の営業部長・問合せ担当で、サイト運営者・著者・ゴム紐の権威、専門家・ゴムプロ:gomuproです。
年齢は66才です。(2024年現在)
1980年に信州大学繊維学部繊維工学科卒業で、大学時代の4年間は、糸や繊維、ゴム紐、織物・編物・製紐・染色・プリントの勉強をしました。広幅織物製造工場で、撚糸、整経、製織等。細幅織ゴム、編ゴム製造工場でカバーリング、生産、染色、品質管理、生産管理、在庫管理の作業等。製紐工場で製紐を学び、営業、インターネット販売をするなど、約55年間ずっと、繊維業界で企画・製造・販売・マーケティング(販促)の仕事を経験してきました。
現在、㈲津田産業直販部でゴム紐の企画、製造販売、マーケティングを担当しています。(約5年間)
糸や繊維、織物、ゴム紐のことについて、困り事があれば、何でも気軽に質問・ご相談ください。
丁寧に分かりやすく説明いたします。
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