オペロンゴム、オペロン織ゴム、オペロン平ゴムという名称について説明します

オペロンゴム、オペロン織ゴム、オペロン平ゴムという名前は、正式名称ではありません

日本国内のゴム紐平ゴムの市場では、ポリウレタン弾性糸を使用したゴム紐を、「オペロンゴム」とか「オペロン織ゴム」、「オペロン平ゴム」という商品名でゴム紐等が売られていることがあります。

オペロンゴムというのは、一般名称であって、20~30年くらい以上前に、ゴム紐業界で呼びやすい名前だから、ポリウレタン弾性糸使用のゴムひもをそう呼んでいたのだと思います。

正式名称は「ポリウレタン」です

プラスチックのポリウレタンと区別すると、「ポリウレタン弾性糸」となります。

ポリウレタン弾性糸は、鎖状高分子の「ポリウレタン弾性繊維」の集積した糸です。

オペロンとは?

オペロン」(Opelon)というのは、ポリウレタン弾性糸の日本国内での旧商標名で、現在の商標名は、「ライクラ」(Lycra)と言います。

過去には、世界では、「ライクラ」という商標で、日本では、「オペロン」という商標を使用して、別名称で販売されていたのです。

東レ・オペロンテックス㈱のライクラブランドの歴史という記事

(現在、「オペロン」という名称は、東レ・オペロンテックス株式会社さんの社名でしか使用されていないのではないでしょうか??)

ロイカは、旭化成せんい㈱さんのポリウレタン弾性繊維の商標です

ロイカROICA)は、旭化成せんい株式会社さんのポリウレタン弾性繊維の商標です。

スパンデックスやエラスタンも正式名称ではありません。

アメリカでは、スパンデックスという名称が使われる場合があります。

欧州では、エラスタンという名称が使われる場合があります。

でも、どちらも正式な名称ではありません。

正式名称は、「ポリウレタン」(Polyurethane)なのです。

略称は、「PU」です。

ポリウレタンゴム、ポリウレタン織ゴム、ポリウレタン平ゴムという方が、正式名称に近いです

現在、市場で販売されているほとんどのゴム紐の弾性糸は、ポリウレタン弾性糸、または、天然ゴム糸のどちらかを使用しています。

家庭用品品質表示法では、「ポリウレタン」、「天然ゴム」が正式名称です。

但し、天然ゴムは、繊維ではないので、繊維製品では表示させる必要はありません。

あえて言うなら、ライクラゴム、ライクラ織ゴム、ライクラ平ゴムと言うのが良いかもしれません。

オペロンの商標が、新規に、ライクラとなったからです。

ポリウレタンと天然ゴムの主な違いは?

ポリウレタンは、ドライクリーニングOKです。

ポリウレタンは、高温(約100℃以上)にも強いです。

ポリウレタンの方が、線強度は強いです。(同じ太さでもパワーが大きいです。)

ポリウレタンの方が、一般的に耐候性が良いです。

天然ゴムは、キックバックの力があり、戻りのスピードが早いです。

天然ゴムの方が、一般的に安価です。

キックバックとは?

ゴム糸を2倍以上の長さに引っ張った時、天然ゴム糸の場合、レギュラーポリウレタン弾性糸に比べると戻ろうとする力が大きいです。

このことを、(ゴム紐製造業界の人々は)「キックバックの力が大きい」と言います。

ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。

ゴム紐平ゴムのことなら、何でも気軽にご相談ください。

お待ちしています。

〒929-1171

石川県かほく市木津ハ64番地4

有限会社津田産業直販部(かほく支店)(屋号 TSUDATEX

TEL:050-3578-8098

FAX:076-285-0141

お急ぎの場合やとにかく質問したい、聞いてみたいという場合は、こちらの携帯電話へお電話ください。 心よりお待ちしています。

HP:090-1637-9983

担当:越野 勤ゴム紐の専門家ゴム紐の先生ゴムプロgomupro

MAIL:tsuda@tsudasangyou.com

越野勤

お問合せフォームこちらです。

津田産業は全国シェアNo.1の「石川県かほく市」の高品質・高耐久性のゴム紐をメーカー直販にてお届けします

㈲津田産業の創業88年の歴史が信頼の証拠です

津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します

お問合せはこちらから

    お名前 (必須)

    メールアドレス (必須)

    電話番号 (必須)
      

    メッセージ本文(住所や問合せ内容等を入力してください)

    写真添付がある場合はお使いください

    ※サイズの上限は5MBです

    このフォームでは確認画面は表示されません。上記内容にて送信されますのでよろしければチェックを入れてください。
    はい。このまま送信します。

    この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。