ラテソフトゴム(コールゴムソフト)についてゴム紐の専門家が紹介します

ラテソフトゴム(コールゴムソフト)の紹介

ラテソフトゴムサンプル拡大画像

上の画像は、ラテソフトゴム(コールゴムソフト)のサンプル拡大画像です。

ラテソフトゴムコールゴムソフト)は、ポリエステル糸天然ゴム糸を、組んでで製作した、最も一般的で、厚みが薄くて、伸びのある、ソフトパワータイプのコールゴム平ゴム)です。

ソフトゴムという名が付くのは、細番手のゴム糸を使用しているので、パワー(応力)が弱めであるからです。

サイズ展開は、約3.3ミリ、4.9ミリ、6.2ミリ、7.7ミリ、9.1ミリ幅で、用途は、ベビー・子供服や、カジュアルなウエアやスポーツウエアなどの普通の洋服の(袖口や裾部分)に用いられることが多いです。

カラー展開は、生成と黒色の2色です。

特徴としては、もっとも、一般的な平ゴムで、コスト的にも優位性のあるゴム紐です。

品名   : ラテソフトゴム(コールゴムソフト)

幅    : 約3.3ミリ、4.9ミリ、6.2ミリ、7.7ミリ、9.1ミリ

仕立長 :  300mボビン巻(約3.3、4.9、6.2ミリ幅)

       150mボビン巻(約7.7、9.1ミリ幅)

カラー : 生成、黒色

伸度 : 約3.0倍

素材  : ポリエステル / 天然ゴム

ラテソフトゴムコールゴムソフト)などのコールゴムゴム紐のことなら、何でも気軽にご相談ください。

お待ちしています。

(注)ラテソフトゴムの「ラテ」とは、芯ゴム(弾性糸)にラテックス(latex・天然ゴム:本来の意味は、ゴムの木から出る樹液のことです)を使用していることを意味します。

ポリウレタン弾性糸を使用している場合は、ポリウレタンソフトゴムとなります。

ソフトゴムとハードゴム(強力ゴム)の違いとは?

コールゴムの場合

コールゴムの場合は、ゴム糸の太さの違いでパワーの差をつけます。

ハードゴムには、太いゴム糸を使用し、ソフトゴムには、細いゴム糸を使用します。

織ゴムや編ゴムの場合

織ゴム編ゴムの場合では、同じ規格の平ゴムの生機で、仕上げ樹脂の濃度の違いで風合いの差をつけます。

ハードゴムには、樹脂濃度を濃くして、ソフトゴムには、薄い樹脂濃度、または、水仕上げをします。

幅方向での折れ曲がりの状態で折れ曲がりにくいものが、風合いの硬いゴムということで、ハードゴムと言い、折れ曲がりやすく風合いの柔らかいものは、ソフトゴムと言います。

ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。

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    この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。