アラミド繊維 aramid fiber についての説明


アラミド繊維 aramid fiber

アラミドは、芳香族ポリアミド(aromatic amide)のことで、脂肪族ポリアミド(ナイロン)と区別するため名付けられた。アミド結合-CONH-がベンゼン環のような芳香環を結合して高分子ポリアミドを形成している。アラミド繊維は、引張強さ、強靱(きようじん)性、耐熱性が従来の繊維よりはるかに大きいスーパー繊維(ハイテク繊維)です。

米連邦通商委員会(FTC)が、1974年にナイロンと区別してアラミド(aramid)という一般名を与え、1977年に国際標準機構(ISO)も合成繊維の分類名称としています。

引っ張り強さ、弾性率、耐熱性に、非常に優れた有機繊維です。アメリカの化学会社デュポンが開発した「ケブラー」とオランダ・エンカ社の「トワロン」がその代表格。国内メーカーでは帝人がリードしている。分子構造のちがいによって、パラ系とメタ系に分かれます。強度に優れるパラ系は、警察用の防弾・防刃チョッキや、ヘルメット、自動車のラジアルタイヤのタイヤコードや、ロープ、宇宙航空分野、耐熱性に優れるメタ系は、消防服などの防火服、各種寝装品などの用途を中心に、需要が拡大している。

 

特長

鋼材と比較し、重量は約5分の1、引張強度は約7倍です。
錆びず、耐薬品性・耐水性・耐熱性に優れています。
衝撃吸収性に優れています。
電気を通さず、磁化しません。
電波を透過します。
糸のカラーが薄い黄色です。

 

用途

防弾チョッキ、防刃衣料
海中ケーブル
光ファイバーのテンションメンバー
ヘルメット
タイヤコード
ロープ
プリント基板