セリシン

セリシンは、蚕が絹の生産の際に作るタンパク質です。 蚕が作る絹は、主にセリシンとフィブロインという2つのタンパク質で構成されています。フィブロインが絹の構造の中心にあり、セリシンは繊維の周りを粘着質で覆い、繊維同士がくっつきやすくしています。 絹糸より除去されたセリシンは、以前は廃棄されることが多かったが、抗酸化作用、保湿機能、紫外線吸収機能などを有することにより、近年、化粧品などに利用されています。

ゴム紐や繊維の用語集

絹繊維(シルク:silk)についてゴム紐の専門家が説明します

絹繊維(シルク)とは 絹(きぬ:silk シルク)は、蚕(かいこ)の繭からとった天然繊維であり、動物繊維です。 独特の光沢を持ち、古来より珍重されてきました。 蚕が体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分とするが、1個の繭から約800...
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