絹繊維(シルク)とは
絹(きぬ:silk シルク)は、蚕(かいこ)の繭からとった天然繊維であり、動物繊維です。
独特の光沢を持ち、古来より珍重されてきました。
蚕が体内で作り出すたんぱく質・フィブロインを主成分とするが、1個の繭から約800 – 1,200メートルとれるため、天然繊維の中では唯一の長繊維(フィラメント糸)です。
1本の糸の太さ(繊度)は、約2デニールです。
蚕の繭を10本くらい合わせて、糸を作ります。
21デニールくらいの糸は、21中(にじゅういちなか)という太さの糸です。
これを生糸(きいと)といいます。
絹織物などに用います。
断面は、フィブロインの三角形が2つ並んだ形となりこの天然の異形糸の形状により独特の光沢が生まれます。
フィブロインは、α-アミノ酸が、ペプチド結合(-NH-CO-)をして、分子量は大きく分子配向度、結晶性とも良好です。
蚕の繭(まゆ)を製糸し、引き出した極細の繭糸を数本揃えて繰糸の状態にしたままの絹糸を生糸(きいと)というが、これに対して生糸をアルカリ性の薬品(石鹸・灰汁・ソーダなど)で精練してセリシンというたんぱく質である膠質成分を取り除き、光沢や柔軟さを富ませた絹糸を練糸と呼びます。
絹繊維の読み方は?
絹繊維の読み方は、「きぬせんい」です。
絹繊維の英語表記は?
絹繊維の英語表記は、silkです。
絹繊維の比重、水分率は?
比重:1.33~1.45
水分率:11%
絹繊維の特徴
軽くて丈夫である。
引っ張り強さに優れている。
真珠のような独特の光沢がある。
適度な吸湿性・通気性・保温性がある。
静電気が起きにくい。
紫外線をカットする。
家庭での洗濯が困難である。(水に弱いため)
汗によりしみになりやすい。
変色しやすい。
虫に食われやすい。
直射日光で黄変する。
値段が高い。
絹繊維の用途
着物
フォーマルドレス
ネクタイ、靴下
ブラウス・下着
ハンカチ、スカーフ
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この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。
越野勤(こしのつとむ)は、石川県かほく市にある1935年創業で88年の歴史のゴム紐製造販売の有限会社津田産業直販部(かほく支店)の営業部長・問合せ担当で、サイト運営者・著者・ゴム紐の権威、専門家・ゴムプロ:gomuproです。
年齢は66才です。(2024年現在)
1980年に信州大学繊維学部繊維工学科卒業で、大学時代の4年間は、糸や繊維、ゴム紐、織物・編物・製紐・染色・プリントの勉強をしました。広幅織物製造工場で、撚糸、整経、製織等。細幅織ゴム、編ゴム製造工場でカバーリング、生産、染色、品質管理、生産管理、在庫管理の作業等。製紐工場で製紐を学び、営業、インターネット販売をするなど、約55年間ずっと、繊維業界で企画・製造・販売・マーケティング(販促)の仕事を経験してきました。
現在、㈲津田産業直販部でゴム紐の企画、製造販売、マーケティングを担当しています。(約5年間)
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