綿繊維(コットン:cotton)についてゴム紐の専門家が説明します

綿繊維とは?

綿繊維は、天然繊維です。

そして短繊維です。

木綿(もめん)とも言います。

綿繊維は、最も古い時代(約8,000年~7,000年前)から衣料用繊維として使用されてきました。

綿(cotton)の木は、「あおい科わた属」で栽培は、年1回、熱帯・亜熱帯地方の世界の約90ヶ国で生産されています。

現在、日本の衣料用繊維の消費量の約40%を占めています。

綿繊維は、種子の表皮細胞が成長したものです。

繊維を内部に含んだものをコットンボールと呼びます。

繊維が水分を失い乾燥すると、コットンボールの表面の表皮がはがれて顔を出します。

綿繊維の太さは、0.01~0.02ミリ、長さは、20~40ミリ程度です。

微細繊維で、吸湿性・吸水性が高く、断面は、中空で扁平という構造になっています。(中空という構造のお陰で多くの水分を吸収できます)

また、天然の撚りがあるので、紡績して糸にするとしっかりと絡み合います。

綿繊維の読み方は?

綿繊維の読み方は、「めんせんい」です。

綿繊維の英語表記は?

綿繊維の英語表記は、cottonです。

綿繊維の比重、水分率は?

比重:1.54

水分率:7%

綿繊維の特徴

吸湿性があり、放湿の時に気化熱を奪い、夏は、涼しく感じる
微細繊維・先端が丸みを帯びているので、肌触りは柔らか
適度な保温性があり、冬は暖かである
静電気が起きにくい
強度があり、洗濯・漂白が容易である
染色性が良好であり、発色性に富んでいる
洗濯で収縮し、シワになりやすい
水・アルカリに強い

綿繊維の用途

良好な吸水特性を生かして、手ぬぐい・タオル・下着・Tシャツ・トレーナーなどに使用されています。

綿糸は、多量に供給されているために、価格的にも安定しているので、いろんな服(ニット製品・織物製品)に使用されています。⇒代表的なものに、ジーンズデニム)などがあります。

ポリエステルとの混紡(T/C)(綿65%、ポリエステル35%)で、Yシャツや、ブラウス等の生地に使われています。

(注:参考)オーガニックコットンとは?

3年以上合成化学物質(農薬等)を使用しない農地で、合成化学肥料を使わずに栽培した綿花「オーガニックコットン」が生産されており、女性用生理用品や子供用の服が作られています。

(注:参考)T/Cとは?

T/Cテトロン/コットン)とは、テトロンとコットン(綿)を混紡した繊維製品のことです。(T/Cというワードは、日本の繊維業界(アパレル業界)で使用されています)

(注)テトロンは、ポリエステルの商標名で、帝人と東レの共同商標です。

T/Cは、ポリエステルの機能性と綿の着心地の良さを兼ね備えています。

T/Cの混率の割合は、ワイシャツ、作業服やアウトドア用品の黄金比率として「ポリエステル65%、綿35%」が知られています。

通気性と速乾性に優れ、シワになりにくいポリエステルと、肌触りと質感が魅力の綿の特徴を併せ持っています。

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    この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。