賢いゴム紐(平ゴム・丸ゴム・織ゴム・編ゴム・コールゴム)の買い方・選び方

  1. 賢いゴム紐(平ゴム・丸ゴム・織ゴム・編ゴム・コールゴム)の選び方・買い方(衣料用)
  2. ゴムひも製品の品質や耐久性の良し悪しは、外からの見た目だけでは、全く分かりません
  3. (1)まずは、できる限り日本製のゴム紐を買いましょう
  4. (2)ポリウレタン弾性糸使用の製品を選びましょう
  5. (3)伸びの大きいゴム紐製品を買いましょう
    1. 衣料用に使用する場合は、最低でも2.4倍の製品を選びましょう。
    2. 特に、下着でウエスト部分に使用する場合は、2.5倍以上あるのがいいです。
  6. (4)実際のゴム紐製品の品質(物性・耐久性)の良し悪しは分解してみないとわかりません
  7. まとめ
  8. 高品質・高耐久性でおすすめの平ゴム(ウエストゴム)はこちらです
    1. TXシリーズ(高品質・高耐久性の天然ゴム使用タイプの編ゴム)
    2. TYシリーズ(高品質・高耐久性、高耐候性のポリウレタン使用タイプの編ゴム)
  9. 特に、工業用洗濯や高温のタンブラー乾燥、熱プレスをする場合は、ポリウレタン仕様のTYシリーズをお勧めします。
  10. ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。
  11. 津田産業は全国シェアNo.1の「石川県かほく市」の高品質・高耐久性のゴム紐をメーカー直販にてお届けします
  12. ㈲津田産業の創業88年の歴史と経験がお客様への信頼・信用の証拠です
  13. 津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します
  14. お問合せはこちらから

賢いゴム紐(平ゴム・丸ゴム・織ゴム・編ゴム・コールゴム)の選び方・買い方(衣料用)

有限会社津田産業直販部の問合せ担当の私(越野勤:ゴム紐専門家ゴム紐おじさん)は、約60年間、織物やゴム紐などの繊維製品と付き合ってきました。

その約20年間のゴム紐製品との関わりで知り得たゴムひも製品に関する知識から、世の中に販売されて出回っているゴム紐製品の賢い選び方買い方をお教えします。

組紐テープリボンなどの紐製品は、伸びるものではないので、染色堅牢度(せんしょくけんろうど)や寸法変化率(すんぽうへんかりつ)くらいしか製品の違い(差)はでません。

ゴム入りのゴム紐の場合は、弾性糸の選定や種類や太さ、本数などの選定や、製造方法によって、品質耐久性において非常に大きな違いが出てしまいます。

ゴムひも製品の品質や耐久性の良し悪しは、外からの見た目だけでは、全く分かりません

織ゴムの緯糸を半分取り出した

上の画像は、織ゴムを分解している途中の写真です。

(物性を調べる場合はこんな感じで分解します。)

ゴム紐を分解してみないと本当のところ(物性や耐久性)は分からないのです。

特に、衣料用でウエストゴムとして総ゴム使いの場合、数回の洗濯で伸び切ってしまって、使用不能となってしまった~などという粗悪品のゴム紐に出会ったことはありませんか?

そんな粗悪な不良品を買ってしまわない方法はないか?と考える方も多いと思います。

ラッピング用や資材用のゴム紐ならば、新しいゴム紐に交換すれば問題ないかもしれませんが、衣料用の場合は、ゴム紐を入れ直すか、取り外して縫い付ける必要があり、大変な手間がかかります。

そこで、できるだけ品質物性耐久性)の悪い物を買わないための方策をここでご紹介します。

(1)まずは、できる限り日本製のゴム紐を買いましょう

ゴム紐を購入する際に、ホームセンターや手芸店や量販店の手芸コーナー、百円均一ショップへ出かける方が一番多いと思います。

その際に、パッケージの裏側を必ずご確認ください

「日本製」または、「made in japan」と書いてあるものを選びましょう。

何故、日本製がいいのか?

それは、日本製の場合、品質について当たりはずれがあまりないからです。

ほとんどの日本の工場では、変な作り方でゴム紐を製造していないからです。

糸とゴム糸を比較すると、コスト的には、ゴム糸の方が2倍~3倍くらい高い価格です。

そのため、海外製品の場合、コストダウンを図るために、ゴム糸を思い切り引っ張ってゴム紐を製造する工場がある場合があります。

(海外の全ての工場がこのような作り方をしているわけではありません。どちらかというと、日本製のほうが不良品の割合が少ないという感じです。)

そうすると、ゴム紐として縮んだ状態でも、中のゴム糸は引っ張られた状態で、常に応力が掛かっているため劣化・老化が早まってしまうのです。

(2)ポリウレタン弾性糸使用の製品を選びましょう

もし、パッケージの裏側を見て、素材表示が、「ポリエステル / ポリウレタン」などと書いてあれば、その製品の方が、一般的に天然ゴム糸使用品よりも、耐久性が良い可能性があります。

(耐久性的に)あまり良くない製法で製造しても、ポリウレタン弾性糸使用であれば、そのゴム紐は、そんなに品質にバラつきが少ないので耐久性はそれほど悪くなりません。

但し、ポリウレタン弾性糸使用のゴム紐は、あまり市場に出回ってはいません。

ほとんどのゴム紐製品の弾性糸は天然ゴム糸を使用しています。

(3)伸びの大きいゴム紐製品を買いましょう

パッケージの裏側を見て、「伸度」や「伸び」、「全伸長」がどれだけか?を確認しましょう。

衣料用に使用する場合は、最低でも2.4倍の製品を選びましょう。

(10cmのゴム紐が、思い切り引っ張ると24cmになるということです。)

特に、下着でウエスト部分に使用する場合は、2.5倍以上あるのがいいです。

2.7倍あるのがベストですが、そのような平ゴムは前売り(小売店の店頭売り)で販売されてはいないと思います。

衣料用でウエストゴムとして総ゴムで使用する場合は、強く締め付け過ぎで痛かったり痒かったりするような平ゴムは、実は耐久性も悪いのです。

ラッピングや各種資材として使う分には、コストの安いものでも十分かもしれません。

(劣化したら、残っているものを使えばいいのかもしれません。)

衣料用の織ゴム編ゴムでは(最低でも)2.4~2.5倍以上あるものが望ましいです。

コールゴムでは3倍以上あるゴム紐製品がおすすめです。

(4)実際のゴム紐製品の品質(物性・耐久性)の良し悪しは分解してみないとわかりません

耐久性が良いかどうか?は、実際のところ、そのゴム紐を分解してみないとわかりません。

耐久性の良いゴム紐は、、、

太いゴム糸(弾性糸)を使用している。

ゴム糸(弾性糸)入り率が良い。

伸びの大きいゴム紐である。(全伸長が、2.5倍以上あるゴム紐)

それを調べる方法は、織ゴムの分解方法コールゴムの分解方法をご覧ください。

また、購入したゴム紐の保存・保管方法の記事も併せてご覧ください。

ゴム紐は、保存、保管方法によって耐久性が変わってくるのです。

まとめ

日本製で、ポリウレタン使用で、伸びが2.5倍以上の平ゴムを使用しましょう。

それが、最も衣料用に適した平ゴムです。

高品質・高耐久性でおすすめの平ゴム(ウエストゴム)はこちらです

ゴム紐専門家越野勤おすすめウエストゴムはこちらです。↓

TXシリーズ(高品質・高耐久性の天然ゴム使用タイプの編ゴム)

TYシリーズ(高品質・高耐久性、高耐候性のポリウレタン使用タイプの編ゴム)

TXシリーズTYシリーズのどちらも、伸びが約2.7倍あります。

ソフトなパワーでしっかりとグリップし、ウエスト部に使用しても痛くなったり、痒くなったりしません。

伸びが大きいので、長期間使用しても耐久性があり劣化しにくい編ゴムです。

複数回洗濯しても中折れしたり、捻じれにくい編ゴムで、速乾性があります。

特に、工業用洗濯や高温のタンブラー乾燥、熱プレスをする場合は、ポリウレタン仕様のTYシリーズをお勧めします。

普通に、家庭用洗濯機で水洗いする場合は、天然ゴム仕様のTXシリーズの平ゴムで十分です。

ドライクリーニングや工業用洗濯、高温のタンブラー乾燥等をする場合は、ポリウレタン仕様のTYシリーズの平ゴムを使用してください。

ゴム紐の事で困り事等がある場合は、何でも気軽に質問・ご相談ください。

ゴムひも製品品質物性耐久性耐候性について質問のある方は、ゴム紐の専門家ゴム紐おじさん)の越野へ何でも気軽にお問合せ・ご相談下さい。

お待ちしています。

ゴム紐のことで困っている問題を解決する応援をいたします。

〒929-1171
石川県かほく市木津ハ64番地4
有限会社津田産業直販部(かほく支店)(屋号 TSUDATEX
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心よりお待ちしています。
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担当:越野 勤ゴム紐の権威ゴム紐専門家ゴム紐の先生ゴムプロgomupro

MAIL:tsuda@tsudasangyou.com

越野勤

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津田産業は安心・安全なゴムひもの専門店を目指します

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    この記事は、㈲津田産業直販部社員で、セミリタイアおじさんの越野勤が書きました。